milkさんのNFTコレクション【CITY BOY&CITY GIRL】の「boy #15」ホルダーのなりタイ園長です。
瞬く間に時の人となった milk さん。
Twitterのフォロワーは9,000人を突破し、1万人に届くのも時間の問題ですね。
昨年8月21日に、初めてオークション形式でリリースされた【CITY BOY&CITY GIRL】の新作はなんと、それぞれ、7.1ETH(約177万円)と5.51ETH(約137万円)で落札されました。
しかも、この「CITY BOY #20」を落札したのは、国内2位のコレクションにまで上り詰めた、「CNP Jobs(CNPJ)」のファウンダーうじゅうなさんでした。
このオークションの様子は、Twitterスペースでmilkさんたちが生配信していたのですが、盛り上がりがすごかったです!
ホルダー陣の顔ぶれも実に豪華です。
NFTユーザーなら誰もが知っているであろう、イケハヤさんや、Konさん、udon1号さんのほか、人気ブロガーのしょうじさんやなべけんさん、にじてんさんなどなど。
ちなみに、no7110とあるのは、ドリコムの内藤社長です笑 すごい!
なぜ、今、milkさんがここまで注目されているのでしょう?
昨年5月にスタートした Voicy が大好評など、理由はいくつもあるのですが、そのうちの一つが、コミュニティの強さです。
NFTコミュニティの数は日に日に増えてますが、うまくいっているとはっきりいえるのは、ほんの一握り。
こと一点もののコレクションに限れば、片手で数えるほどしかありませんから、成功しているコミュニティというのは、おのずと注目されるものです。
では、9割以上のコミュニティがうまくいっていない中、THE CITYはなぜ成功しているのか?
その秘密を、コミュニティの開設初日から参加し、その後、BOY#15のオーナー(=ホルダー)に選ばれた僕が解説します
イケハヤさんが盛んに発信されているように、ジェネラティブの成功のカギをにぎるのも結局は、元々あるコミュニティの強さです。
これを聞いて、ジェネラティブをやる前にどうやったら強いコミュニティを作れるんだ?
と悩んでいる方も多いでしょう。
そこで参考にすべきなのも、この「THE CITY」
ためになるエッセンスが満載で、「コミュニティ運営の教科書」ともいえる、THE CITYのスゴさを一緒にひも解いていきましょう。
”THE CITYの楽しみ方”もわかるような内容になっているので、最近このコミュニティに興味を持ったという方にも参考になるはずです!
この記事ではこんなことがわかります!
✅ milkさんのコミュニティ「THE CITY」成功の秘訣
✅ ホルダーでない参加者にも楽しんでもらえるNFTコミュニティのつくり方
✅ THE CITYの楽しみ方
本文に入る前に、、、
そもそも、milkさんってどんな人?という方は、こちらのインタビュー記事を先にどうぞ。
THE CITYの運営の1人であるコヤさんの、milkさんへの愛があふれた内容になっています笑。
この記事を読んで、milkさんのファンになり、その勢いでホルダーになったという人は多く、僕もそのうちの1人です。
なんと、milkさんがVoicyで、本記事を紹介してくださりました!
THE CITY(ザ・シティ)が愛される6つの理由
milkさんのコミュニティ「THE CITY」が成功している理由を6つ挙げてみました。
- milkさん自身にファンがついている
- milkさんが熱心に活動している
- ホルダーでなくても楽しめる設計
- チャンネルがスッキリしていて迷子になりにくい
- 魅力的なイベントの数々
- ガチホ勢が多い(投機目的の購入をほぼ見ない)
これだけだと、ピンとこないと思うので、一つ一つ実際のコミュニティ内のやり取りも取り上げながら見ていきましょう。
キーワードは「居心地のよさ」と「ちょうどよさ」です
①milkさん自身にファンがついている
まず、大前提として、住民(=THE CITYで活動している人)みんながmilkさんの大ファンです。
では、なぜ誰もがこれほど魅了されているのか?
まずは、なんといっても作品の良さでしょう。
どこで見ても一目でmilkさんが描いたとわかる、個性的で優しさがあふれる絵。
Twitterのアイコン(pfp)にしているホルダーさんが多いことからも、作品が愛されているのがよくわかります。
全作品数のうちpfpにされている率は、国内トップです(※園長調べ)。
絵を見ただけで、誰がその作品のホルダーか、ほとんど当てられる自信すらあります。
ここまで、作品自体が愛されていたら、その作品を生み出したクリエイターさんにも興味がわいてくるのは自然な流れですよね。
milkさんが人を引き付ける理由は、ほかにもたくさんあります。
作品からもにじみ出るそのお人柄、すてきなお声、住民たちへの心遣い、、、挙げればキリがありません。
あ、そうそう。今月から始まったVoicy、まさかまだ聴いていないなんて方いませんよね?
milkさんはここでも、住人の名前を何度も口にされています。
Voicyで自分の名前が出ると、めちゃくちゃうれしいんですよね。
②milkさんが熱心に活動している
人柄や美声はまねできませんが、誰もが取り入れられる部分も多々あるので、コミュニティを運営する方々はここからが特に要チェックポイントです!
Ninja DAOの強みの一つとして、イケハヤさんがコミュニティに常駐していることがよく挙げられます。
コミュニティの象徴的な存在が、アクテイブな様子を見ると、参加メンバーは安心するんですよね。
これがすごく大事で、THE CITYの場合、一番のアクテイブユーザーがmilkさんなんです。
Discordには、コミュニティ内での発言数に応じてレベルが上がっていく機能(=MEE6)がありますが、記事執筆時点で、milkさんがトップです笑。
milkさんのファンとして入ってきた人が多いわけですから、本人と気軽にお話ができるとなると、そりゃあコミュニティは盛り上がりますよね。
で、今、CITYをのぞきにいったら、新しく街を訪れた二人を、milkさんが温かくお出迎えされている場面に遭遇!
最初にコミュニティを訪れる時、受け入れてもらえるかなあと緊張する人は多いはず。Discordに不慣れな方ならなおさらです。
ここで、milkさん本人に歓迎されたら、誰もがうれしくなっちゃいますよね。
あとは、milkさんがこんなに熱心に活動されていると、我々住民も一緒にこの街を盛り上げタイ!という気になるんです。
さらに、milkさんは、コヤさんがTHE CITYのイベント後などに開くTwitterスペース、通称「コヤ(後夜)祭」(※実は僕が付けました)にも、毎回スピーカーとして参加されています。
雑談中心になることが多いのですが、一気に運営や住民のみなさんとの距離が縮まる気がして、これがまたいいんですよね・・・
Voicyもその人のことがいろいろと知れる素晴らしい機会を提供してくれていますが、実際に会話ができるところが、スペースのいいところです。
③ホルダーでなくても楽しめる設計
いやあ、ここなんです。一番言いたかったのは。
ホルダーでない人(=ノンホル)が楽しめる仕組みづくりが本当にうまい!
実は、【CITY BOY&CITY GIRL】はオファー制なのですが、高額オファーを出せばホルダーになれるというわけではありません。
なぜなら、新作のホルダーは現ホルダーたちによる投票で決まるからです。
このあたりの説明は、コヤさんの街案内の記事にガッツリ書かれています。
ここで驚きなのが、これまでホルダーに選ばれた方々を見ていると、ホルダーになることを目的にして活動している人がいないという点です。
実際、僕自身も、居心地がよすぎてこの街に入り浸っていたら、いつのまにかホルダーになってました。
そりゃあ、ホルダーにはなりたいけど、ずっとノンホルでもこれだけ楽しめるならいいかなあ
とさえ思ってましたから。
たぶん、作品のオーナーに選ばれた方々はみなさん、同じような感覚だったと思うんですよね。
まあ、ホルダーになった今はそんなことは言えませんが笑。
やっぱり、自分のBOY&GIRLは最高で、ガチホ一択です。
運営の3人が常に住民の目線で考えられているからこそ、我々をこんな感覚にさせるのでしょう。
ここで気になるのが、、、
なぜ、ホルダーでなくてもそんなに楽しめるの?
ってとこですよね。
住民以外の方にとっては感覚的な部分が多くてわかりづらかったと思うので、ここからは具体的に解説していきます!
- BOY&GIRLの名前、趣味、次作のキャラ設定を住民たちで決める
- 活動していると自分だけのNFTがもらえる
- WEB3に関する有益な情報の共有が盛ん
BOY&GIRLの名前、趣味、自作のキャラ設定を住民で決める
まず、現在48人(※23年1月11日時点)いるBOY&GIRLの名前は、住民たちの提案の中から最後は投票して決めることになっています。
これ、参加するとわかりますが、毎回レベルが高くてめっちゃ燃えるんです笑。
一人ひとりが真剣に考えてるのが伝わってくるんですよね。
選ばれたら、Discordの専用ロール(=称号みたいなもの)と、「CITY TICKET」20枚がもらえるのですが、それ以上に、自分の考えた名前が選ばれる喜びのほうが大きいのだと思います。
断言できないのは、初回からほぼフル出場しているものの、僕がまだ一度も選ばれたことがないからです・・・
最近、住民も増えて、レベルは上がる一方ですが、名前に採用されることは、この街での一つの大きな目標になっています。
一方、趣味は自由記述。誰もが自由に書き込めます。早いもの勝ちになってますが、まだ数人の空きがある模様…!急ぎましょう。
あれこれ想像を巡らせて考えるのが、これまた楽しく、こちらも「CITY TICKET」が20枚もらえます。
僕は自分のBOYを含め3人分も書いてしまいました・・・ごめんなさい・・・
そして極めつけがなんと、次回作のキャラ設定をホルダーたちで決められる企画まであるんです。
こうして、僕のスーツを着た「boy #15」は住民のakaoniさんのアイデアから生まれました。
僕のメモ帳とボールペンを持つという提案も、「girl #15」に一部採用されました。これは本当にうれしかったです。
こうしたあらゆる設計が、一緒にこの街を作り上げているという感覚にさせてくれるんですよね。
NFTのコミュニティでは参加者がいかに当事者意識を持って、楽しく活動できるかが成功のカギ
それをうまく実現しているのが、「THE CITY」なんです。
活動していると自分だけのNFTがもらえる
CITY内で活動しているとたまっていく「CITY TICKET」を150枚集めることで、milkさんお手製の動物ワッペンがもらえます。
しかもこれ、色味をリクエストできるので、正真正銘、自分だけのオリジナルNFTになるんです。
ノンホルでも、milkさんのNFTがもらえるチャンスがあるということで、ファンにはたまりません。
でも、ここでもまた、ワッペンをもらうことだけを目的にした不毛な書き込みなどは一切見当たりません。
もちろん、ワッペンが欲しくて熱心に書き込むこと自体は、milkさんたちも大歓迎だと思います!
それにしても、こんなに民度の高い街、ほかに世界中どこを探しても見つかりませんよね笑
これも、THE CITYの居心地のよさにつながってるのは間違いありません。
ちなみに、運営の3人は、このワッペンを今後なにかに活用していく可能性についても触れられています。
住民からいいアイデアが出たら、採用されることもあるかもしれません。僕もたまに考えるのですが、まだ妙案は思い浮かんでません笑
ここで一つツイートのご紹介。
ほら、shikiさんも同じことおっしゃってる!笑
ちなみに、僕は「CITY TICKET」を450枚以上集めたので、ワッペンを3枚いただきました笑
このまま、4枚目も狙っちゃいますよ~。
WEB3に関する有益な情報の共有が盛ん
Twitterのタイムラインの情報は玉石混交で、欲しい情報だけをピックアップするのは難しいですが、THE CITYでは、有益な情報だけが集まってきます。
実は、milkさんの情報感度もすごいんです笑。
大人気のジェネラティブNFTコレクション「わふくジェネ」が8月末にリリースされたときなども、CITY内は大いに盛り上がっていました。
カフェでしゃべる感覚で、ゆるーく他のプロジェクトなどの話ができるのもいいところですね。
まとめ
いろいろと語ってきましたが、とにかく言いたいのは、THE CITYが居心地がよすぎる場所だってことなんです。
そこに義務は存在しません。
ただ、”純粋にこの街を楽しむ”。それがホルダーへの一番の近道でもあるんですね。
④チャンネルがスッキリしていて迷子になりにくい
Discordをやっている方なら全員共感してもらえると思うのですが、コミュニティのチャンネル数が多いとどこにいっていいかわからず、迷子になりがちですよね。
THE CITYはここもすごいです。過不足がなく、ビジュアルも洗練されていて迷子にならないよう、デザインされています。
この街をうまく整備されたのが、運営のmotokiさんです。
ついついチャンネルって増やしてしまいがちですが、Discordで迷子になった人ってそのまますぐ出ていっちゃうので、これがほんとーに大事なんですよね。
チャンネルの数も、全体の投稿数もちょうどいいので、時間がないサラリーマンでも全体を把握することができる規模感なのが、居心地のよさにもつながっています。
⑤魅力的なイベントの数々
CITY内では、月1くらいのペースで講義形式やオフ会などのイベントが開催されているのですが、これがまたすごく有益なんですよ。
たとえば、こちら。milkさんのコレクション運営のノウハウなどが明かされました。
コヤさんと、ホルダーのなべけんさんによる、De-Fiの超初心者向け講座もありました。
この回では、番組プロデューサーのmotokiさんが、NFT✖TVの可能性などを解説。
どれも、そうそう聞ける話ではありませんよね。
毎回、CITY内ではイベントがあるたびに質問がたくさん飛び交っています。
今週末の土曜日には、ホルダーでTwitterのフォロワー数が爆伸び中のにじてんさんによる、Twitter運用講座が開かれます。
これもまた、すごく需要の高そうなテーマで、たくさんの住民が集まりそうです!
録音・録画はないので、ご注意を。
⑥ガチホ勢が多い(投機目的が少ない)
OpenSeaのコレクションページを見ればわかりますが、ホルダー全員がガチホしています笑
SNSのアイコンにしている方も多いので、二次流通にはほとんど出回りません。
数少ない二次流通のチャンスを低価格で(いずれも0.7ETH)ものにしたのが、Konさんやudon1号さんでした。
その後、2ETHで2回、3ETHで1回、5ETHで1回の二次流通が発生しました・・・すごすぎる。
BOY&GIRL「#13」から一次販売では、ホルダーによる投票でオーナーが決まるようになったことで、よりガチホ傾向は強まり、投機目的での購入はほぼなくなったようにみえます。
ホルダーになった人たちがさらにTHE CITYを盛り上げる。
これだけ結束力の高いNFTコミュニティはなかなかないでしょう。
イケハヤさんが、「このコミュニティなら、ジェネラティブを出してもうまくいきそうだ」と、評価されるのも納得です。
あと、先日のホルダーオフ会で、Yottoさんが「boy1」を、はじめてのNFTとして0.5ETHで購入した経緯について話されていました。
ほんとに素敵な作品で、この金額で買っても絶対自分の中で納得できると思ったんです
作品への愛が伝わる一言で、強く印象に残りました。
僕がTHE CITYに入ったきっかけ
個人的なことなので、最後に回しました。
興味のない方は、読み飛ばしていただいてOKです笑
きっかけは、突然、コヤさんから届いた一通のDM。この時はまだ、お互いに面識はありませんでした。
このていねいな文面を見たときから、僕の中でのコヤさんに対する印象は1㍉たりとも変わっていません笑
先日、実際にお会いしましたが、やはり変わらずでした。
話を戻します。
たいしたアドバイスもできないまま、誰にインタビューするのかなあと楽しみに待っていたら、数日後に記事がアップされ、そのお相手がmilkさんだったんです。
milkさんはすでにNFT界隈でも活躍されていて、お名前も作品も知っていて気にはなってたんですよね。
なんか、友達の彼女を知らされたら、実は知り合いだったみたいなノリになりましたが笑
で、そのインタビュー記事が冒頭でも紹介したこちら。
いやあ、もう圧倒されてしまって。
絶対に、BOY&GIRLのホルダーに”なりタイ”と心に決めました。
この記事を読むと、みんなそういう気持ちになると思いますね。
それくらい素晴らしい内容だったんです。
そこからはトントン拍子で、インタビューを機に、コミュニティを立ち上げることになったと聞き、開設された日からお邪魔することになり、今に至るというわけです。
あのコヤさんからのDMがなければ、この記事を書くこともなかったかと思うと、感慨深いものがあります。
おわりに
各々が自由に活動を楽しんでいるうちに、コミュニティが発展し、コレクションの価値もいつのまにか高まっている。
これが、コミュニティの理想形の一つなのかもしれませんね。
僕は、Pixel Heroes DAOのコアメンバーでもあるので、ここで得た知見を少しでも生かしていきたいと考えています。
milkさんや、THE CITYに興味を持たれた方はぜひ下のリンクから街に訪れてみてくださいね。住民の方々が温かく迎えてくれることでしょう。
それではみなさん、THE CITYでお会いするのを楽しみにしています!!!
コメント