こんにちは、なりタイ園長です。
ツイートやnoteはチェックしていましたが、著書を読むことでけんすうさんの考え方をより理解できるのではないかと思い、購入しました。
結果、自身を物語のキャラに見立て、面白い生き方をさせる「物語思考」という発想に出会うことができました。
この記事では、面白いと感じたポイントと共感した点をゴリゴリの主観でまとめます。
かなりの良書なので、ぜひ手にとってみてくださいね笑
物語思考とは?
まず、面白いなあと思ったのが、以下の3点。
①自分を物語のキャラとして客観視する
人間生きてるとなんでも主観で考えがちですが、自分を物語のキャラとして見て、なりタイキャラクター像を設定すると客観視できるという考え方ですね。
あとはそのキャラをどう動かして理想に導くか。「物語を転がす」という発想が面白かったです。
詳しくは読んでみてくださいw
②リスクはとる・とらないではなく、管理できるか・できないかの問題
リスクという言葉が脳裏に浮かぶと、つい「取るか」「取らないか」で考えがちですが、それは管理できる程度のリスクなのかを考えるという話。この考え方は日常生活でもいろんな場面で使えそうですよね。
③アイデアを温めてはいけない
「上司らに聞かれたときにすぐに提案できるようアイデアは常に持っておけ」という声をよく耳にしますが、その真逆で面白い。理由はぜひ本書で・・・w
道草を楽しめ 大いにな
個人的に共感したのが、以下の3点です。
①幸せとは今(過程)が充実している状態
HUNTER×HUNTERでゴンの父親のジンさんも言ってましたよね。「道草を楽しめ 大いにな」と。
香川県のうどん屋の大将として情熱大陸にも出演した、うどん1号さんも「人気店になるまでの過程が一番楽しかった」と語られてました。
目標を達成できたとしても、その過程が惨憺たるものだったらそれって本当に幸せなの?っていう話です。
②理想とするキャラの行動をしている人に交じるだけで行動できるようになる
目標を達成するためには環境(=周囲の人々)がなによりも大事という話。
進学校のメリットも授業の内容のよさ(実は質はそれほど高くない)にあるのではなく、東大や京大を目指すのが当たり前という環境が一番だと身をもって体感していたので、何度も首を縦に振りながら読み進めてました。
③学習初期に無駄なルートをたくさん通ったほうが成功する
これは真理ですね。
僕自身、新卒1年目は右も左もわからない中、とにかくいろんなことに長時間かけて挑戦しました。
そうすることで仕事に慣れるのが早かったですし、自分が何をすべきなのかが見えました。学習初期だからこそできた体験でした。
おわりに
けんすうさんのTwitter(X)やnoteでの独特の語り口が、本にもにじみ出ててすごく心地よかったです。
わかりやすく書かれているため、スキマ時間にサクッと読めるので、まだ読んでない方はぜひ。Kindle版もありますよ。
Twitter(X)でも、書評や雑学、有益っぽい長文投稿を続けてますので、フォローいただけるとうれしいです。
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