こんにちは、なりタイ園長です。
イチオシのクリエイターさんを紹介するシリーズ。
今回紹介するのは、ドット絵(ピクセルアート)の巨匠・たかくらかずき(@_takakurakazuki)さん。
著名人にもファンは多く、実業家の家入一真さんや、「Zombie Zoo」シリーズで大人気の小学3年生「Zombie Zoo Keeper(ゾンビ飼育員)」君らが作品を購入しています。
僕がはじめて購入したNFTでもあるんですよ。
初回に取り上げた「SUKIYAKI BOY」さんと、今回のたかくらさんは、僕のNFT人生にとって非常に大きな存在で、紹介記事の企画を始めたのも、このお二人をもっと多くの方に知ってもらいたいという想いが出発点でした。
たかくらさんのメインのNFTコレクションが、「NFT BUDDHA」です。
どうですか?
ドット絵好きにはたまりませんよね?
NFTとの親和性の高さから、ドット絵を手がけるクリエイターは多く、優れた作品を目にする機会が増えましたが、やはりその道のプロの作品のクオリティーはひと味違うなあと圧倒されます。
現時点(22年11月17日時点)で63作品がリリースされており、最近の価格はオークション形式で0.7ETH(約14万円)を超えてきてますが常に一次販売は完売状態。
たかくらかずきさんの魅力を徹底解剖します!
この記事でわかること!
✅ たかくらかずきさんのNFTが気になるけど、高くて買う勇気が出ない
✅ 美術手帖にもよく登場するたかくらさんってどんな人?
✅ NFTに慣れてきたので少し高めの作品も買ってみたい!
22年10月29日に、たかくらさんご本人に僕がTwitterスペースで行ったインタビュー記事はこちらから。
11月末からはなんと、山梨県立美術館でたかくらさんのメタバース個展が始まりました。
県立美術館主催の個展で、しかもメタバースというからすごすぎますね。
参加の仕方など詳細については、こちらの記事に書いておきました。
たかくらかずきってどんな人?
たかくらさんとはどんな人物なのか?
まずは公式サイトを見てみましょう。
アーティスト/アニメーション作家
公式サイトより
1987年生まれ。TVやCM、映画のアニメーションを制作しつつ、オリジナルワークとして3DプリントやVR、NFTを使用し、日本仏教をテーマにデジタル表現の価値を追求している。近年のアニメーションワークスに、NHK教育テレビ「シャキーン!」テレビ東京「シナぷしゅ」劇場映画「WE ARE LITTLE ZOMBIES」など。steamで仏教シューティングゲーム「摩尼遊戯TOKOYO」を配信中。
プロとして幅広くアーティスト活動を展開されているのがわかりますね。
なんと、Wikiにも紹介ページがあり、過去の作品群や展示の実績などが見られます。
2019年には、出身地の山梨県市川三郷町のふるさと大使に就任し、21年からは京都芸術大学で非常勤講師を務められています。
昨冬に開催された昨年冬期に開催された、ワンピースの企画展「BUSTERCALL=ONE PIECE展~受け継がれる意志 人の夢 時代のうねり 人が『自由』の答えを求める限りそれらは決して止まらない~」にも出展されています。
そのときの作品がこちら。
魚人たちの曼荼羅です。あーもう素晴らしすぎる。
おっきな額縁に入れて自分の部屋に飾りたい…。
子供の頃に誰もがお世話になる「天才テレビくん」のキャラなども制作。
本当に活動の幅が広いですよね。
たかくらさんのアーティストとしての実力を裏付ける事実は、ほかにもここでは紹介しきれないほどたくさんあります。
僕はたかくらさんに関するこれらの情報を、NFTの購入前に調べました。
冒頭にも書いたとおり、「NFT BUDDHA シリーズ」は一作約5万円です。
金額だけを見ると、なりタイのような庶民にとっては非常に高い買い物になります。
PS5が買えてしまうような値段ですからね…。
なので、いくら作品に一目惚れしたとはいえ、即決できるほどの金銭的余裕はなく、購入前にたかくらさんの情報を集めたわけです。
そして、出した結論が、、、
このシリーズは間違いなく伸びる…!
アイコンにしたい欲ももう押さえられない…!
ちなみに、僕が購入する時点ではこのシリーズの購入者(ホルダー)はわずか2人だけで、まだ買い手がついていない作品がいくつかありました。
リリース後、すぐに完売になる今では考えられないことですね…。
「教養としてのアート 投資としてのアート」という本を読んで学び、はじめてNFTを購入する際にも、この考え方を頼りに選びました。
興味のある方は、本の紹介記事をどうぞ。
NFT作品紹介
ここからは、たかくらさんのNFT作品を見ていきます。
NFT BUDDHA
「NFT BUDDHA」の作品一覧(OpenSea)はこちら。
21年9月30日にスタートしたコレクションで、特別展などで全国を飛び回る合間に、不定期で新作をリリースされています。
現時点(22年11月17日時点)で、「不動明王」や「日光菩薩」など63作品がリリースされており、初期はすべて0.1ETHで出品されていましたが、現在はオークションで0.7ETH以上の値がついています。
そして、記念すべき第1作目の「如意輪観音」を購入したのが、冒頭でもご紹介した 「Zombie Zoo Keeper」君です。
逆に、今や大人気となった「Zombie Zoo」シリーズの1作目を購入したのが、たかくらさんなんです。
互いに先見の明がありますよね。さすがの一言です。
「NFT BUDDHA」は、それぞれに個性や特徴があって、何時間見てても一向に飽きる気配がありません。
いい絵の力ってほんとにすごいなあ、としみじみ。
Twitterのフォロワー数約25万人を誇る、起業家のけんすう(@kensuu)さんもたかくら作品のファンの一人。
なんと、1ETHでこちらの作品を購入されたことがありました。
さらに人気に拍車がかかりそうですね。
これからも新作のリリースは続きますので、値段が上がりきる前に1体は買っておくことを強くオススメします。
こちらの美術手帖との対談企画の中で、たかくらさんは、
僕がやっている”NFT BUDDHA“のシリーズは今後、住職で編集者の稲田ズイキくんと”メタバース上に寺や浄土を作る”プロジェクトに発展する予定で、せきぐちあいみさんもcryptozinjaってプロジェクトとかやっていますよね。この方向性は、ありだとおもいます。
草野絵美さんのnote「NFTアートはストリート文化?」 作家×美術手帖編集部 対談 #NFT怖くないよ より
と言及されています。
この発言だけだと全容はまだわかりませんが、BUDDHAたちがメタバースに降臨するって、想像しただけでもわくわくするプロジェクトですよね。
今後の展開に注目しましょう!
takakura collection
「OpenSea」では、「NFT BUDDHA」以外にも、過去に制作された作品のNFTも出品されています。
作品一覧はこちら。
SBIのNFTオークション
昨年10月30日に開かれた、SBIが主催する日本初のNFTアートオークション「NFT in the History of Contemporary Art」にも出品され、73万円という高価格で落札されました。
誰もが出品できるわけでなく、出品すること自体がすごいことなのですが、さすがの落札額です。
公式サイトのページを見ると、83万9500円で落札されています。
金額がずれている理由について、uniさんが解説してくださりました!
どうやら差額は手数料のようですが、あまりにも高い笑
イーサリアムのガス代が、かわいくみえるほどですね笑
Foundation
「NFT BUDDHA」が販売されている「OpenSea」とは別の取引所「Foundation」にも4作品を出品されています。
作品ページはこちら。
落札者の欄をよく見ると、有名NFTコレクターのハラペー(@harapei2)さんや、アートの振興活動に尽力されているuni(@hid_uni)さんが購入されているのがわかります。
そしてこの作品。
あの家入一真さんがホルダーになっています。
さらにこの動画を見ると、インタビューを受ける家入さんの背後に、なんと、たかくらさんの大きなリアルアートが飾られています。
「仮想合体! エグゾディックTV仏陀 YAKUSHI」
たかくらさんの最新作が、この「仮想合体! エグゾディックTV仏陀 YAKUSHI」です。
説明を読むと、「仮想空間へのアクセスは実展示空間に表示されているQRコードからのみ可能です」とあります。
新しい試みですね。
昨年末に熱海で開催されている「ATAMI ART GRANT」で、はじめて展示されていました。
できれば会場に足を運びたかったですが、叶いませんでした泣
学生時代に遊戯王で、「苦渋の選択」とか「補充要員」が入った「エクゾディアデッキ」を使ってたのを思い出しました。
ホルダーらとの交流の場がDiscordに
たかくら作品のホルダーらが交流できる場も、コミュニケーションツール「Discord」内に設けられています。
コミュニティの名は「Data Noodle Club」
これからさらに活性化するとみられますので、ホルダーの方々は必ず参加するようにしましょう。
NFT制作への姿勢
過去にTwitterでは、NFT制作への思いもつづられています。
1作1作すべてを完全オリジナルで一から作られるということで、ファンにとってはうれしい表明ですよね。
おわりに
たかくらかずきさんのことを知れば知るほど、「NFT BUDDHA」シリーズの0.1ETHという価格設定が安く感じられてきたのではないでしょうか?
これからも不定期で、イチオシのNFTクリエイターさんやコレクションを紹介していくので、お楽しみに!
22年10月29日に、たかくらさんご本人に僕がTwitterスペースで行ったインタビュー記事はこちらからどうぞ。
僕と同じように、たかくらさんの作品がはじめてのNFTになるという方に向け、イーサリアムが買える取引所の開設の方法を書いた記事も置いておきます。
👇初心者にオススメ
👇中級者以上にオススメ
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