君の描いたへたな絵が6万円で売れたってほんまかいな…?
うそじゃないよ!笑
今回はこんなに高く売れた理由について考えてみるよ!
こんにちは、なりタイ園長です。
実は1年以上前から、全30体の「Animals??」というコレクション(完売中)を運営しているのですが、なんと今週、初期販売価格(0.0044ETH)の67倍以上にあたる、0.296ETH(約6万円)での二次流通(売買)が発生しました。
その絵がこちら。
「Owl?」という18番目に出した作品です。
え?この絵が6万円???
みなさん、そう思われたことでしょう。
そして、
なるほど。つよつよユーティリティがついてるんだな。
次に、こう考えられたみなさん。
これもハズレです笑
このコレクションに特別なユーティリティは現状、存在しません。
じゃあ、なんで???あ、もしかして…?
このあたりで勘のいい方は気づかれたかもしれません。
結論は、そう。
1年以上NFT活動を継続する中で築いた“つながり”や”信頼”によるところが大きいと考えています。
以下、その理由について詳しく説明します。
こんなに絵がへたな僕でもできたんです。誰もが実践できる方法をお伝えします!
この記事でわかること!
✅ NFTコレクションの価値を上げる方法
✅ 自分の作品を多くの人に見てもらうためにやるべきこと
「Animals??」とは?
そもそも「Animals??」っていったいなんや?
まずは、かんたんに説明するよ!
1作ずつ出して、その作品が売れたら次の作品を描く。
全30体と決めたうえで、売れるたびに少しずつ価格を上げていき、完売するかどうかに挑戦するというプロジェクトでした。
30体目の「Crane?」が売れたのが、もう9ヶ月も前。
当時の最高額となる0.015ETHで購入されました。
こちらがホルダーの一覧。
実は、syouさんやmilkさん、アヲアヒルさんなど、著名なホルダーさんが多いんですよ!
詳しくは以下の記事をどうぞ。
なぜここまで価値が上がったのか?
考えた理由は、以下の4点。
- 1年以上に渡りNFTの活動をしてきたという安心感
- コミュニティで活動してできたつながり
- オフ会への参加
- 今後の活動への期待感
一つずつ説明しますね。
1年以上に渡りNFTの活動をしてきたという安心感
すでに有名なクリエイターでもない限り、NFTは初めてすぐには売れません。
なぜなら、買う側は買ったNFTのコレクションの運営がピタッと止まるリスクを嫌うからです。
コレクションに動きがなくなると、もちろん、NFT自体の価値も下がっていきます。
コレクター視点でみると、長く活動しているという事実が、購入を検討する際に一番の安心材料になるんですね。
この点、僕は、21年夏頃にNFTに参入し、コレクター、クリエイター、マーケターとして継続的に発信を続けていますので、安心感は持ってもらえるのではないかと笑
コミュニティで活動してできたつながり
実は、僕の作品のホルダーは、ほぼ全員が元々TwitterやDiscordからの知り合いなんです。
個性的で不思議な魅力があるとよく言ってもらえますが、それだけで見知らぬ人間のこの絵に6万円払うという人はいないでしょう笑
1年以上にわたり、Pixel Heroes DAOや、milkさんのTHE CITYなどのコミュニティで活動を楽しんでいるうちにできたつながりが、自分にとってはなにより大事です。
実際、「Animals??」のホルダーの多くが、Pixel Heroes DAOのメンバーで、今回、「Owl?」を2次流通で購入してくれたYottoさんはTHE CITYの一員です。
ちなみに、Yottoさんは、milkさんの【CITY BOY&CITY GIRL】の「BOY#1」のホルダーさんでもあります。
Pixel Heroes DAOとTHE CITYがどんなコミュニティなのかという点については、それぞれ以下の記事をどうぞ。
オフ会への参加
NFTは、TwitterやDiscordで日々、コミュニケーションを取ります。
1年以上、交流を続けていても、顔や名前はもちろん、住んでいる地域すら知らないなんてこともよくありますよね。
最近では、メタバースでワイワイするなんて機会も増えました。
WEB3ならではのコミュニケーションという感じがしますが、実は、NFTを続けるなら、リアルのオフ会への参加はめちゃくちゃ重要なんですよ。
やっぱり、実際に顔を合わせて話すというのはWEB上では得られない体験なんですよね。
グッと距離が縮まります。
僕自身もオフ会や展示イベントなどで会って話して、応援したいと思うようになったクリエイターさんは何人もいて、それを機に作品も購入するということが何度もあります。
Yottoさんとは、東京、大阪、京都(2回)と4回もお会いしていました笑
ハードウェアウォレットが届かず困っているときに、DMをくださったりととにかく優しい方なんです…
今後の活動への期待感
最後になりますが、これめちゃくちゃ大事です。
長く活動を続けているという安心感が大切だという話は書きましたが、同時に買う側は、今後、そのクリエイターがどうなっていくのかというビジョンを必ずイメージします。
だって、どんどん有名になって、コレクションが人気になっていったら、買った作品の価値も上がっていくわけですからね。
実際、今回の「Owl?」は、0.0044ETHから、67倍の0.296ETH(約6万円)まで上がりました。
これについては、その人がこれまでどんな活動をしてきたのかをよく見て、今後、どんな期待ができそうかを判断することになります。
僕の場合は、23年から仕事を辞めて、NFTにフルコミットしているので、少し状況が特殊ですが笑
応援してくれた人への恩返しができた
今回、自分が描いた作品が6万円で売れたわけですが、僕のもとに入ってきた収益はその10%にあたる約6,000円です。
これでも十分高額に思えますが、今回うれしかったのはそこではなく、初期に買って応援してくれた方に恩返しができたというところなんです。
これがNFTの醍醐味の一つ。
「Owl?」のホルダーだったのは、erihoさんという方で、今回の売買で収益の約90%(5万円以上)を受け取ってもらうことができました。
erihoさんは、「Animals??」の2作目となる「Lion?」をリリースする際、こんなツイートをしてくれていて、今でもよく覚えてました。もう1年以上も前の話です。
ずっとへただと言われ続けてきた僕の絵を「好き」と言ってくれたのがうれしかったんです。
まさか、そんなerihoさんに恩返しできる日が来るとは…
クリエイター冥利に尽きますね。
まとめ
今回伝えたかったことをまとめます。
- NFT作品を買ってもらうためには、とにかくNFT関連のつながりを広げよう
- 応援してもらえるように活動を続けよう
- 活動を地道に続けることで、応援してくれた人に恩返しができる
最後に一つだけ注意点を。
無理に人との関係を作ろうとするのはNGです。
NFTは、作品作りも、コミュニティでの交流も楽しんでなんぼですから。
心からNFTを楽しんでいれば、気づいたらいろんなものがギブされているんです。。。
これぞ、”NFT”ですね!
少しでも参考になったという方は、こちらのnoteもお役に立てる内容になっているはず…!
今回の記事では、二次流通で高額な取引が発生するまでの過程を書きましたが、多くのクリエイターさんにとって、まずは自身のコレクションを完売させることが先決で、ここがなにより難しいとお考えだと思います。
そこで、最初の数ヶ月はどんなことをすればいいの?
という疑問に対して書いたのがこちらの記事。
完売までの5ヶ月間で実践して効果があったことをすべて詰め込んだ内容になっています。
有料(980円)ですが、冒頭は無料で読めますのでご検討いただけるとうれしいです🙏
今読み返しても、けっこういいこと書いてるなあと思いましたw
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