今年の仕事を納めた、なりタイです。
ようやく来ましたね。年末休みが。
ということで、NFTを10月頃に始めて以来、しばらくは買い専門だったのですが、実は最近、自身のコレクション「Animals??」を細々と運営しています。
こちらの記事で書いたように、OpenSeaでのNFTの売り方を知ろうと、10年ぶりにペンギン?を描いて出品したのがきっかけでした。
最初のペンギンは0.0005ETH(約250円)と最低価格で出品したものの、全く売れず、まあそんなもんだろうと思い、放置していました。
そんな折、何を思い立ったか、こんなツイートをしてみたんです。
すると、どうでしょう。
フォロワーさんがこのツイートをしてすぐに、購入してくれたんです。
さらにここで、今だに謎が解明できていないある事件が起きます…。
学生時代に学年で一番へたと言われ続け、コンプレックスになっていたなりタイの絵がなぜ売れるようになったのか?
今回は、その理由を考えるとともに、コレクションの紹介もしていきます。
なりタイよりもハイクオリティーな作品を作っているのに、なかなかNFTが売れずに悩んでいるクリエイターのみなさん。
何かヒントが見つかるかもしれませんよ。
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この記事はこんな人にオススメ!
✅ 自分の絵なんて売れるわけないと思うけどNFTの出品には興味がある
✅ なかなかNFTが売れず悩んでいる
いきなり二次流通事件
1ヶ月も売れていなかった、処女作の「Penguin?」が、ツイートをきっかけに売れました。
ここで一つ事件が起きたんです。
記念すべき、なりタイの初めてのNFT作品を購入してくれたのは、ぶーちゃん(@_boolean_)さんでした。
だったのですが、、、
こちらを見ると、
ゲットした直後に、別の方のもとに旅立っていますね。。。
そしてぶーちゃんさんはこの反応。
何が起きたかというと、ぶーちゃんさんが購入した直後に、syou(@nft_syou)さんが倍の値段でオファーを出してくれてたんですね。
そこで、いつのまにか、ぶーちゃんさんが、そのオファーを受け入れていたのでしょう。
いつ、なぜ、受け入れたのかは、ぶーちゃんさん本人もわからなかったようです。
なにはともあれ、なりタイは一夜にして、作品が二次流通するほどの人気NFTクリエイターに変貌を遂げたわけです(違う)。
「Animals??」ってどんなコレクションなの?
「Animals??」は、学生時代に学年で一番絵が下手だと言われていたなりタイが本気で描く、へんてこな動物?のコレクションです
学生のときのあだ名は、「ある意味ピカソ」でした。
いまだに、意味わかりませんけどね…。
コレクション名や作品名に「?」がついているのは、もうお察しだとは思いますが、本当に動物なのかあやしいからですね…。
疑問を抱いている方もいたかもしれませんが、これでスッキリしましたね。
めでたし、めでたし。
ここまで読んで、みなさん、なりタイのことをバカにしているでしょ〜。
ふっふっふ
本番はこれからですよ。
こんな絵、奇跡的に1つ売れただけで、もう終わりだと思いましたか?
ここから、なりタイの快進撃が始まります。
全作品が50万円以上で販売中
この記事のタイトルを読んで、こんな絵が50万円で売れてるの?
そんなわけないだろと思ったあなた。
そうです。そんなことはありません。
詐欺みたいなタイトルをつけて申し訳ありませんでした。
多くの人に読んでほしかったんです…。
でも、売れていないだけで、購入してくれた方が、1ETH(約50万円)で販売しているのは、まごうことなき事実です。
リリースした全6作品がすぐに完売したのも、これまた事実です。(※21年12月30日時点の記述で、現在、全30体の1次流通分はすでに完売しています)
なぜ、なりタイの学年一へたくそな絵に買い手がつくのか?
購入者が、買った理由をツイートしてくれている例があったので、紹介させてもらいます。
へたくそな絵を買う理由
Tyler(@crypto_tyler_ja)さんのこのツイート。
これを見た時、たまらなくうれしくて、これからも絵を描き続けようという気持ちにさせられたんですよね。
今も続けられているのは、 Tylerさんのこのツイートのおかげなんです。
僕の絵を見て、元気になる人がいる。
もう、描かない理由がないですよね。
eriho(@behappy__fmly)さんは、こんなツイートもしてくれています。
なりタイにしか描けない絵…。最高の誉め言葉です。
購入した方全員に言えるのは、なりタイの絵がうまいと思って買っているのではないということ。
だって、見てわかるとおり、幼稚園児よりへたですもん。
これって革命的ですよね。
だって、これまで評価され、売買されてきた絵って、どれも抜群にうまいですよね。
ゴッホもシャガールも、ダリもみんなそうです。ピカソは一見、落書きのようにも見えますが、正統派の絵も描かせたらめちゃくちゃうまいです。
当たり前ですけどね笑
こうした常識がある中、うまい絵以外にも需要ってあるんだなあと、初めて気づいたんです。
NFTがなければ、なりタイの絵を他人に見せるなんてことは、この先一生なかったでしょう。まして、売ることになるなんて。
クリスマスにGiveaway企画に挑戦
クリスマス直前、キリよく5作目が売れたこともあり、はじめてのGiveaway(無料配布)企画に挑戦しました。
Giveaway用に描きおろしたのがこちら。
クリスマスプレゼントを届ける、トナカイ?ですね。
これまでの作品は、普段から交流のあるフォロワーさんが応援の意味を込めて買ってくれているというのも理解していたので、やる前は応募は20あれば御の字だなあと思っていました。
それがどうでしょう。
フタを開けてみると、なんと、60人を超える方からの応募がありました。
自分の絵を欲しがってくれる人がこんなにもいるなんて、中学時代のなりタイに言っても絶対信じません。
NFTってほんとすごい。
無限の可能性を秘めてますね。
ちなみに、当選確率1%台の限定NFTを勝ち取ったのはなんと、すでに2作品を保有していた、ぶーちゃんさんでした。
これには驚きました。
コレクションへの愛が届いたのでしょうか?
謎の二次流通で幻と化しましたが、1作目の購入者であるぶーちゃんさんが当選したのは、何かの運命なのかもしれませんね。
「Animals??」のこれから
ありがたいことに、販売した5作全てが売れ、作品のリクエストまで届くようになったので、昨日、かんたんなルールをまとめてツイートしました。
これからも作品が売れなくなるまで、マイペースで走り続けます。
来年は「Animals??」とは別のコレクションも立ち上げられたなあと目論んでいます。
続報をお待ちください。
※1月12日追記
その後も順調に作品が売れていることもあり、ロードマップをしっかりと書き上げました。
それが、こちらの記事です。
まさかこの私が、NFTのロードマップを書く時がくるとは…。
ロードマップを提示しているクリエイターさんって、みんな売れっ子ばかりで、少しこっ恥ずかしかったのですが、勇気を出して書きました。
ただ、真のロードマップと呼ぶには、まだほど遠く、今後、もっとホルダーさんが楽しめるような要素をどんどん追加しないといけないなあと思っています。
うれしいツイートを発見
ちょうどこの記事を書いているさなか、こんなうれしいツイートを見つけました。
なりタイの記事や経験をきっかけに、ピコ丸さんのように、NFTづくりを始めようという方が増え、日本のNFT界が盛り上がったらうれしいですね。
おわりに
今回は読み物風にしたかったので、結論が最後になってしまいましたが、結局何が言いたかったかというと、
NFTはうまい絵だけが買われるとは限らない
ということです。
これは、絵の買い手が多様化しているのが、一番の要因です。
これまで、リアルな絵を買うのって、お金持ちのコレクターか、それを生業にしている画商くらいでした。
それが、NFTの登場で、一般の人がどんどん参入しています。
買い手が多様化すれば、いろんな作品にニーズが生まれます。
プロの描いた高額な作品だけが売買される時代は終わりました。
大事な点なので、もう少し深堀りします。
市場化が進む社会で高く売れるのは、「よい商品」ではなく、「需要に比べて供給が少ない商品」
「マーケット感覚を身につけよう」ちきりん著
尊敬するちきりんさんの言葉です。
NFTも、抜群に絵がうまいイラストレーターの絵が必ず高値で売れるとは限りません。
なぜなら、誰もがうまい絵を求めているわけではないからです。
需要さえあれば、絵がうまくなくても売れるんです。
自身のコレクションを始めたことで、それを身を持って体験できました。
やはり、なにごともとにかく行動することが大事ですね。
今年の流行語大賞にもノミネートされたNFT。
メタバースの普及とともに、来年は爆発的に伸びる可能性を秘めています。
この大波に乗り遅れないよう、みなさんも自身のコレクションを立ち上げてみてはいかがでしょうか?
どこに需要があるかなんて、やってみないとわかりませんからね!
それでは、来年も「Animals??」を、どうかよろしくお願いします。
\絶賛、2次流通中! /
NFTの購入には暗号資産(仮想通貨)が必要です。
ガス代を抑えたお得な購入方法はこちら👇の記事に書いています。
NFTを初めて買う方やお得に買いたい方向けに、👇の記事では初歩の初歩からやり方を詳しく解説しています。
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