こんにちは、なりタイです。
みなさんは、 NFT取引サイト「OpenSea」 の「ポリゴン」で、作品を購入したことはありますか?
なりタイは、エアドロップ(Giveaway)こそ何度もポリゴン上で受け取ってきたのですが、買うのは今回が初めてでした。
イーサリアムとは違い、ポリゴンはガス代(=手数料)がかからないというツイートをたくさん見てきたせいか、メタマスクの自身のウォレットにETH(イーサ)さえ入っていれば、購入ページの「Buy now(購入)」ボタンを押すだけで購入が完了すると思い込んでいました。
そこに落とし穴があるとも知らずに…。
結論からいいます。
ポリゴンでの購入時も、ガス代をガッツリもっていかれました。
約0.005ETHなので、2200円ほどです。
イーサリアムに比べるとはるかに安いので、なんだかお得に感じますが、買ったNFTが0.01ETHだったのでその半額分が手数料で持っていかれていると思うと、やはり高いですよね。
なぜ、ガス代がかからないはずのポリゴンで、ガス代を支払うことになったのか?
ポリゴンでの購入時に、僕のようにガス代で損する人が出ないよう、その理由を詳しく説明します!
この記事はこんな人にオススメ!
✅ OpenSeaのポリゴンのNFTを買いたいけど、手数料がいくらかかるのか不安で一歩を踏み出せない
✅ ポリゴンでできるだけお得に(ガス代を抑えて)NFTを買いたい
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イーサリアム国からポリゴン国に送るときにのみガス代が必要
また、結論から。
正確には、ポリゴン上でNFTを買うときにガス代は必要ありません。
ただ、イーサリアムのETHをポリゴンに移す(=ブリッジ)ときに、ガス代が求められるのです。
なんのことを言っているのかわからない人が大半だと思いますので、ここで一つ、非常に有益なツイート(@shr_mm29さん)をご紹介します。
これ、めちゃくちゃわかりやすいですよね。
なりタイも買う前に読んでおけばよかったと後悔しています。
この図でいうと、なりタイは「ポリゴン国」でNFTを買う際も、すでに持っている「イーサリアム国」のETHで支払いができると勘違いしていたわけです。
くせ者なのが、図の「ブリッジ」と書かれた部分。
イーサリアム国の通貨(ETH)を、ポリゴン国の通貨(こちらも名前は同じETH)に両替するときにガス代がかかるんですね。
これは円をドルやユーロに替えるときにも発生するものなので、理解はしやすいです。
なりタイは、NFTの購入に必要な0.01ETH をポリゴン国に送るときに、0.005ETHのガス代を抜かれてしまいました。
ポリゴン上ではじめてNFTを購入
結論はすでに書いたわけですが、なりタイの失敗談を合わせて書いておきます。
必ず同じ事態に直面する方がいると思われますので、参考になるはずです。
なりタイは昨日(21年10月17日)、OpenSeaのポリゴン上ではじめて、NFTを購入しました。
買ったのは、SUKIYAKI BOY(@CryptoMonsterJP)さんの「クリプトモンスターズ」シリーズのカラー作品3作目、「クレイジーなメイドちゃん」
「クリプトモンスターズ」シリーズをひと目見たときから好きになって、どうしても買いたくなり、Twitterで新作が発表されるやいなや、購入画面に飛びました。
事前にメタマスクのウォレットには十分なETHを確保していたので、 「Buy now(購入)」ボタンを押すだけですぐに買えると思っていたのですが、そうはいきませんでした。
????????
「Buy now」を押すと、購入には4つのステップが必要とのこと。
早く買わないと売り切れてしまうと焦ったなりタイは、英文を読む前に、①「Deposit ETH into Polygon」の下にある青いボタン「Confirm」を押してしまいました。
そして、出てきたのが上の画面です。
2枚目の画像をみると、どうやら、②のステップにいくのに最大45分ほどかかるようです。
待っている間に絶対に売れてしまう泣
と絶望しましたが、7、8分ほど待つと次の画面になりました。
もう売り切れてるかもしれないと思いながらも、「Confirm checkout」をクリック。
すると、次の画面に移りました。
オーダー中のようですが、右下には「Transaction successful!」の文字が。
そしてついに…!
購入成功です!
この画像の右上を見ると、どうやら、0.005ETHほどのガス代がかかったようですが、無事、買えました。
ガス代を節約したいなら、事前にETHをまとめてポリゴンに送ろう
ではどうすれば、ガス代を節約できるのか?
答えは、事前にイーサリアム上にあるETHをポリゴン上に多めに送っておく、です。
毎回、商品を買うたびに、ポリゴンにETHを送っていたらその回数分、ガス代が取られますからね。
あと、これは自分でも試したのですが、送るETHの額はガス代には関係がありません。
これはイーサリアム上でNFTを買うときのガス代にもいえることですよね。
上の3枚の画像から、ETHを送る額ではなく、送るタイミングでガス代が変動していることがわかると思います。
あまりにもガス代が高いときは、低くなる時間帯を狙って再挑戦するのがオススメです。
これも事前に準備をしておくからこそ、なせるわざですね。
NFTを買うときにあわててポリゴンに移すようなことになって、不運にもそのときガス代が高い時間帯だったら、大損をしてしまうので気をつけましょう。
0.1ETHくらいを事前にまとめてポリゴン上に移しておくと、欲しいポリゴンのNFTが見つかったときにスムーズに買えますよ!
詳しいやり方については、下に追記していますので、読み進めてみてくださいね。
あと、OpenSeaでガス代がかかる取引一覧をまとめたNoaさんの記事が簡潔にまとまっていて非常に有益なので、紹介しておきます。
※10月24日追記
その後、事前に ETHをまとめてポリゴンに送る方法を実際に試してみたので、追記しておきます。
結局、ポリゴンでNFTを買おうと思ったら、ガス代はいくらかかるんだ?という疑問に、経験もふまえて答えます。
結論をいうと、0.13ETHを移すのにかかったガス代は0.005ETH(=約2200円)でした。
これって上でも書いたように、ポリゴンで1作品を買うときに支払ったガス代と全く同じ額なんですよね。
作品を買うたびにETHをポリゴンに移す(=ブリッジ)行為が、いかに損なのかがよくわかります。
では、見ていきましょう。
まずは、Polygonのサイトを開きます。
そして、自身のメタマスクを紐付けます。
ここは、OpenSeaなどと同じ要領で大丈夫です。
トップページの「Polygon Bridge」を選択。
ポリゴンに移したいETHの数量をMAXと書かれた欄に入力します。
左側のタブが「Ether(=イーサリアム)」になっているか、必ず確認してください。
「Transfer」を押すと、ブリッジに必要なガス代の目安がドル単位で表示されます。
この値が時間帯や曜日によって全然違うので、注意してください。
1252ドルものガス代の目安が表示されたこともありました。
こんなときにブリッジしてしまっては大損です。
ここで一つ重要なポイントです。
ここで表示されるガス代の額はあくまで目安です。
なりタイがブリッジしたときは、51.48ドルと表示されてましたが、実際にかかったガス代は20.74ドル。
かかった時間は約2時間半で、その間ずっとパソコンを開きっぱなしにして待ちました。
なりタイは、目安が50ドルくらいの表示のときがブリッジするにはいいタイミングだと考えています。
実際は20ドル(=約2200円 )くらいで済みますし、いったんポリゴンのウォレットにETHを入れてしまえば、その後は、ポリゴン上の欲しいNFT作品が手数料ゼロで買えるのですごくお得ですよ~。
最後に、ブリッジの詳しい流れを画像でかんたんに振り返っておきましょう。
ちなみになりタイは、はじめてポリゴンへのブリッジを成功させた直後に、前から狙いをつけていた2作品を購入しました。
おわりに
今回は、OpenSeaのポリゴン上で、はじめてNFTを購入する人に向けて、自身の失敗談もふまえて書きました。
ただでさえ、NFTは敷居が高いと言われているので、今後もこうした初心者向けの記事を書くことで、少しでも日本のNFT界の盛り上げに貢献できればと思っています。
みなさんもNFTを買って、お気に入りのアーティストを応援しましょう!
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なりタイが使っている国内の仮想通貨取引所はこの2つ!
NFTの購入には、まず、取引所で仮想通貨「イーサリアム」を買う必要があります。
5分程度で終わるので、同時にサクッと、開設しておきましょう!
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