こんにちは、なりタイです。
日本初のジェネラティブNFT「Pixel Heroes」をみなさんはご存知でしょうか?
NFTをやっているなら、
こんなアイコンや、
こんなアイコンを、Twitterで一度は見かけたことがあると思います。
第1弾の限定1000体が1日強で完売した一方、その1週間後にリリースされた、第2弾「Pixel Heroes X」は5555体のうち、半分近くが今も販売中です。
完売までの経緯はこちらにまとめています。
NFT後進国の日本で、5555という数を売り切るのは難しく、運営の2人は早々に諦め、別のNFTプロジェクトに移行。
そのまま、このプロジェクトは静かに終わりを迎えようとしてました。
そこで立ち上がったのが、これまで熱心に「Pixel Heroes」のことを考えてきたホルダーたち。
運営の2人には、数百万円の売上がわたりましたが、プロジェクトに期待してNFTを買ったホルダーたちの中には裏切られた気持ちになった人も多くいたんです。
で、その後、どうなったのか?
結論からいうと、プロジェクト全体が「Pixel Heroes」のホルダーたちでつくる「DAO」というコミュニティー(Discord内)に譲渡されたんです。
旧運営陣の時代にも、DAOはありましたが、正直、名ばかりで、ほぼすべての方針を運営2人だけで決めていました。
生まれ変わったDAOは、メンバーそれぞれが意見を出し合い、保有するNFTによる投票で今後の方向性が決まっていきます。
近々、新しいロードマップの発表が予想されることから、今回は「Pixel Heroes」を巡るこれまでの経緯と、僕が今後の展開に期待する理由をまとめます。
DAOへの参加はこちらから。
この記事でわかること!
✅ 「Pixel Heroes」って、今どうなってるの?
✅ 「Pixel Heroes」の運営が変わったみたいだけど、それでいったい何が変わるの?
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「Pixel Heroes X」の行き詰まり
前述のとおり、「Pixel Heroes」の滑り出しは最高でした。
国内初のジェネラティブNFTという触れ込みで、Twitterなどでも拡散され、1000体ものNFTが1日強で売り切れました。
NFT後進国のここ日本では、異例の事態でした。
当時の熱狂ぶりについては、こちらの記事で詳しく書いています。
完売から約1週間後、第2弾として5555体に発行数を増やした「Pixel Heroes X」がリリースされました。
第1弾の売れ行きも影響し、こちらも発売開始からすさまじいペースで、売れていきました。
第1弾よりもさらに早い段階で、1000体を突破したのを覚えています。
当時の様子も記事にしています。
ただ、「X」については、残念ながら、失速してしまいました。
なぜ、全5555体完売できなかったのか?
理由を考えてみます。
無策の旧運営陣
考えた理由は大きく2つ。
詳しくみていきます。
①国内の圧倒的コレクター不足
正確には不明ですが、日本のNFT人口はまだ約1万人程度(※記事執筆時点)といわれています。
そんな市場で、5555体のNFTを販売するって、なかなか無謀な挑戦に思えますよね笑
1人につき1体買うとしたら、2人に1人以上が買わないといけない計算になりますから。
国内の市場が遅れている中、国内発のNFTプロジェクトを爆発的に伸ばすには、海外コレクターをいかに取り組むが大事ですが、これが非常に難しい。
成功している例は現状、「ない」といっても過言ではありません。
国内のNFT人口が10万人くらいに増えれば、状況は大きく変わりますが、新しいプロジェクトがどんどん増えている中、待っている余裕はありませんね。
②買って終わりになってしまった
2つ目の理由を考える前に、「Pixel Heroes」シリーズの魅力を紹介します。
ざっと挙げただけでも、これくらい。
だって、第1弾と2弾合わせて、計4000体がSOLD OUTですよ。
話題性だけでは、ここまで売れません。
作品自体のポテンシャルは、間違いないわけです。
こんなに売れてるコレクション、日本にほとんどありませんからね。
では、どうすればこのシリーズがさらに盛り上がり、「X」を完売に導けるのか?
残念ながら、旧運営陣の2人は、この問題に正面から向き合うことを放棄し、新プロジェクトに旅立っていきました。
最後まで、DAOのコミュニティメンバーに相談することもないままに…。
DAOとは名ばかりだったとは、こういうことです。
コレクションのDAOへの譲渡
運営陣の事実上の撤退により、プロジェクトが風前の灯火になっていたときに、立ち上がったのが、DAOに所属するホルダーたちでした。
あれよあれよと、「Pixel Heroes」プロジェクト全体の、DAOへの完全譲渡が決まりました。
「DAOへの譲渡」という点が重要です。
個人が譲渡を受けたわけではありません。
そしてなんと、500人以上いるDAOのメンバーの中には、各分野の精鋭たちが含まれていたんです。
各分野というのは、たとえば、、、
・クリプト分野の専門家(ブロックチェーン技術やコントラクトなどについての専門性が高い)
・「Pixel Heroes」シリーズのほぼ全キャラをデザインしたデザイナー
・二次創作で人気を集めるアバターの製作者やドッター
・NFT界の重鎮たちに人脈のあるコレクター
・英語が堪能な海外コレクターとの橋渡し役
などなど。
ほんとにすごい才能が集まったなと、感動すら覚えます。
つよつよメンバーに別記事で詳しく紹介しています。
これまで、学生あがりの2人だけで運営していたのが、プロジェクトの完全譲渡を機に、運営主体が一気に各分野のプロ集団に変貌しました。
運営主体と書きましたが、新生「Pixel Heroes」プロジェクトでは、中央集権の体制はとっていません。
ホルダー間で議論し、意見が割れたときは投票をして、方針を決めていくことがすでに決まっています。
これが、DAO本来の姿ですね。
新体制でコレクションはどう変わる?
結局、今後、Pixel Heroesはどうなっていくんや?
みなさんが一番気になるのはこの点ですよね。
結論としては、「X」が不調な最大の理由「買って終わりになってしまった」という部分に大きなテコ入れを図ります。
テコ入れ策としては、現在、「エンジニア部」が中心になって開発中のゲームプロジェクトや、第1弾、第2弾のヒーローを保有している人だけが与えられる、限定NFTの制作などが聞こえてきます。
なんと、開発中の画像を1体入手しましたので、ここでご紹介します!
どうやら、「ヴィランズ」と呼ばれる生き物のようです。
新しいヒーローなのか?それとも、また別のなにものなのか?
今後、正体が明かされる日が来るのでしょうか!?
今後の動向に目が離せませんね。
詳しくは、近く発表されるであろうロードマップを待ちましょう。
※22年11月20日追記
ヴィランズの構想が固まりつつあるので、まとめ記事を置いておきます。随時、この記事に新情報を追記していきます。
おわりに
「Pixel Heroes」は死んでません
むしろ、これから始まるプロジェクトです
そのことを伝えたくて、この記事を書きました。
運営に見捨てられ、失望したホルダーの方はたくさんいたでしょうし、最近になってこのコレクションを知ったという方もいるでしょう。
さあ、みなさん。いよいよ、新章の幕開けです。
第1弾の「#1」のホルダーでもある僕も、今後の展開にワクワクしています。
今後いろいろと具体的な動きが出てくるたびに、記事にしてみなさんにわかりやすくお届けします。
それではまた近くお会いしましょう!
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第1弾、第2弾の復習は、こちらの記事をどうぞ!
そして、完売までに起きた奇跡の連続をまとめたのがこちら。
DAOへの参加はここから。
Pixel HeroesシリーズがはじめてのNFTになるという方もいるかもしれないので、イーサリアムが買える取引所の開設の方法を書いた記事も置いておきます。
👇初心者にオススメ
👇中級者以上にオススメ
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